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お取扱い銘柄⑱「十六代九郎右衛門」湯川酒造店

お取扱い銘柄⑱「十六代九郎右衛門」湯川酒造店

かつて芭蕉が詠み、広重が描いた信州木曽街道(木曽路)。その木曽谷の奥深く、薮原宿の片隅に株式会社湯川酒造店という酒蔵があります。創業は慶安3(1650)年、長野県では2番目の老舗酒蔵です。
木曽路を包む木曽谷の約9割は森林地帯であり、その昔は耕作地の狭い木曽地域では米を作る事ができず、米年貢の代わりに木年貢(木の年貢)が課され、領民には木年貢を納めることで米が支給されるとゆー経済循環が江戸時代にまで踏襲され、価値の高い森林資源を流通させてきたそうな。
その木祖村で「伝統とは時代と変化をともにし、つながるものである。」十六代目の現当主・湯川尚子さん・慎一さん夫妻はそう捉え、米の旨味たっぷりのふくよかな味わいと、ピュアで軽快な余韻を感じられる日本酒を基本に、「木曽路」「十六代九郎右衛門」のふたつの銘柄を醸しています。
「日本で最も星に近い酒蔵」としても知られ、酒蔵の立地、標高936㍍は日本一か二の高さ。冬にはマイナス18℃まで気温が下がり、酒造りに最適とは言い切れない凍てつく環境ですが、そこでこそ培われてきた寒さに強い酒造技術により、たくましくも優しさあふれる酒が醸し出されています。杜氏や酒造技術者を外部から招かず、諏訪杜氏の流派で経験を積んだ夫の湯川慎一杜氏が酒造りを総括し、小谷杜氏のもとで学んだ妻である尚子社長が会社経営をしながら麹屋として酒造りに携わり、ふたりの知識や経験、考え方、酒の好み、すべてが年月を経るごとに融合され、「湯川の酒」として個性を持ち、具現化されています。
柔らかく、森を感じさせる香りが特徴の「十六代九郎右衛門」、LOTUSでは果物のサラダからきのこ料理、はたまたそれらをソースとして使った肉料理と幅広い料理に合わせて提供しています。
また、今年度より伝統的な生酛造りで長野県の好適米「金紋錦」を使用したお酒を出したりと、文字通り伝統と現代とを結ぶチャレンジきら目が離せない蔵元です。

2017.7/29には蔵元を囲む会を予定しています。この機会にぜひ木祖村の恵みを味わいにいらしてみてはいかがでしょ(*´д`*)

お取扱い銘柄⑰「相模灘」久保田酒造株式会社

お取扱い銘柄⑰「相模灘」久保田酒造株式会社

またしても久しぶりの更新となってしまいました。今日ご紹介しますのは神奈川県相模原市「相模灘」。

5年ほど前ここの本醸造を吞む機会に恵まれ、その美味しさに感動して以来のお付き合いとなります。
久保田酒造は神奈川県北西部、相模原市の中心部から10kmほど山奥に向かった相模川の支流沿いにあります。茨城栃木あたりの感覚から申しますと神奈川県イコール温暖かつコンクリートジャングルなイメージですが、山間部のため比較的冷涼な気候に恵まれているそうな。創業は1844年(弘化元年)、代表取締役の久保田晃氏と、次男の久保田徹杜氏を中心に、常により高い次元での美味しさを追求する次世代の蔵です。

「相模灘」は「米の旨味を生かしたバランスの良い食中酒」をコンセプトに、全てのお酒が「無濾過瓶囲い」。生まれたままの自然な姿を楽しんでもらおうってなお酒です。冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で飲めるバランスの良さ、穏やかながら含み香に自然な吟醸香があり、米の旨味と透明感がバランス良く共存しています。また新酒のうちから美味しく飲めるバランスの良さを持ちながら、長期熟成にも耐えうる頑丈な造りで開栓後の味の変化も含めて楽しめるお酒です。
「長野産美山錦」「岡山産雄町」「兵庫産山田錦」の3種類の酒造好適米を使用し、やや硬めの米質の美山錦で上品で口あたりの優しいタイプ、柔らかい米質の雄町では味の膨らみのあるタイプ、山田錦は美山錦と雄町の良い所を取って合わせたかのようなしっかりとした米の旨味を感じさせながら切れの良さも併せもつタイプとそれぞれの原料の良さを活かした酒造りをしています。

ロータスのような素材の持ち味勝負な料理を提供するお店ではクリアな旨味ってのは不可欠な要素で、いわゆる「淡麗辛口」ではなしえない膨らみあるマリアージュが楽しめます。初夏の幸とぜひ一献、お楽しみ下さい。

結城酒造を囲む会、大盛会!

結城酒造を囲む会、大盛会!
結城酒造を囲む会、大盛会!
結城酒造を囲む会、大盛会!
結城酒造を囲む会、大盛会!
結城酒造を囲む会、大盛会!

年に4回を目安に行うLotusの「日本酒の会」、第12回となる2017春は地元結城が誇る銘酒「結ゆい」「富久福」を醸す結城酒造さんを囲む会でした。参考出品も含め23種類とかなり多く出品しましたがさすがの結城酒造・浦里夫妻。手際の良さとコンビネーションで全てのお酒の説明&コミュニケーションしながらお客様一人一人に注いでおりました。社長の昌明さんの柔らかな物腰と丁寧な説明、製造責任者の美智子さんの細やかな気配りと大きな笑い声が印象的で、参加者の皆様の「楽しかったよ!」がこれまでの日本酒の会で一番大きかった会だったんじゃないでしょーか。

そんな結ゆい&富久福、今回はベトナム料理との相性を検証してもらいましょとゆーことで、備忘録程度に料理の内容をば。


前菜
・ローズポークの肉団子入りベトナムサンドウィッチ
・エビと野菜の生春巻き ピーナッツ味噌ソース
・もうかざめとアボカドのオレンジマヨネーズ

温祭
・豚肉とワタリガニの揚げ春巻「チャージョー」
・小さなベトナム風お好み焼き「バインコット」

巻き野菜とハーブを添えて

焼物
・匠美鶏のレモンリーフ風味 BBQスタイル

箸休
季節のピクルス五種盛り(人参、大根、摘果メロン、胡瓜、蕗)

主菜
・黒酢酢豚 苺とレモンで

食事
常陸牛とハーブの和えフォー「フォー・コー」

甘味
・季節の果物、ココナッツと練乳のかき氷「ホア・クア・ザム」

ベトナムって全体的には暑い国なんだけど南北に伸びる細長い国なので北と南じゃ気候や風土がずいぶん違う。共通するのはとにかく野菜をたくさん食べるってところ。農業王国・茨城の人間として、野菜をたくさん食べる料理とあっちゃ黙っちゃいられねーぞってんで、Lotusはベトナム料理をやってるわけで。これが甘みのある結城酒造のお酒にはドンピシャ。個人的には温菜とハーブをレタスで巻いて、富久福五百万石をやるってのが好みでした。

ともに大型連休明け、母の日とゆー日取りの悪さにも関わらずご参加頂きました皆様、昌明社長、美智子杜氏、池田酒店様、ありがとうございました!今回以降も日本が誇る文化「日本酒」の素晴らしさをより多くの方々に伝えていけるよう努めますので応援宜しくお願いします。

お取扱い銘柄⑯「巌」高井株式会社

お取扱い銘柄⑯「巌」高井株式会社
お取扱い銘柄⑯「巌」高井株式会社

群馬が生んだ名物蔵元、一途で不器用な男「高井幹人」専務が醸す「巌」。

かの名門、慶應義塾大学商学部から京都大学文学部へ転学→卒業、食品系大手商社の営業マンとして活躍ののち30歳で高井に入り、酒づくりから営業、経理まですべての社業をこなす高井専務。
見るからに頑丈そうなのに、肌は白くて繊細な表情を見せる。彼の風貌は自身が醸す酒「巌」そのもの。飾り気など無縁で、素直だが奥深く呑み飽きしない佳酒、そしてもの言いや態度に迷いと屈託がない「素直な変態」。「自分には日本酒しかない」そう言い切る人を私は他に知りません。

高井専務と親交のある、今をときめくスター蔵元(秋田県)曰く、「今後注目の勉強家」。はたまた栃木のこれまたすごい蔵元にも「北関東で一番怖い存在」といわせしめる「巌」。通称「高井メモ」といわれる本人以外解読不能な酒造りのあれこれが書かれたノート(年に6冊以上になるらしい)、ここに詰まった飽くなき探究心と果てなき日本酒への愛がこのお酒には反映されています。

前述の通り、酒にもラベルにも派手さがないので決して「分かりやすい」お酒ではないことは確かです。なので私から分かりやすく簡潔に「巌」のストロングポイントを述べると、一番はやはりお酒の「強度」。濃さやアルコールの高さではありません。日本酒は開栓してから酸化にともなう劣化が起こりえます。なのに巌は「劣化しません」。
もう1つは「温度帯が広い」ことです。お燗にむくお酒はどうしても冷やだといまいちなことが多いし、逆もしかり。冷やを推奨するお酒はお燗すると香りが立ちすぎてツンとした印象になることも少なくありません。以上の2つが合うシーンといえばキャンプやアウトドア、はたまた冷蔵庫に入れずとも済むので家庭用、ボトル提供を必要としないので飲食店のグラス売りにもぴったりとかなり自由に、シーンを選ばず楽しめるお酒として随一のポテンシャルを持っています。

日本酒ブームと呼ばれて久しくなり、今や日本酒を吞むシーンを限定することはできなくなったといえます。ちょっとどーゆーシーンかなと思ったら「巌」のようなお酒を選ぶのも1つの答えでしょう。ちょっと前、日本酒はこーゆーもんだって思ってきたのは昔の話。こんなにも自由な楽しみ方もできる日本酒はニッポンの誇りです

お取扱い銘柄⑮「霧筑波」浦里酒造店

お取扱い銘柄⑮「霧筑波」浦里酒造店

茨城県の地酒を語る上で忘れちゃいけないのがこの「霧筑波」を醸す浦里酒造さん。
Lotusのラインナップでは異色とも云える真っ向勝負の日本酒らしい味わいで、お客様の中には本当に霧筑波しか吞まない方がいらっしゃるほど。生産石数こそそう多くはありませんが、茨城県内のシェアが8割以上とも云われ、日本酒通を自称する茨城県民なら皆さん避けて通れないTHE・地酒です。
蔵元の浦里浩司社長は矢沢永吉とベンツ、ラーメン、ラグビーをこよなく愛し、男の中の男といった風貌ですが、実はスイーツ大好きとゆー一面もあるギャップ萌えキャラでもあります。醸す日本酒もガツンとした無濾過生原酒のようなパワフルなものではなく、やさしさに溢れた透明感のあるきれいなタイプ。実直で繊細なお人柄が覗えます。

なお、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますがこの「浦里酒造店」、結城酒造さんから分家創業したお蔵さんですが、今日では頼れる兄貴分として本家結城酒造を含む茨城県の酒造業界を引っ張る活躍をさらています。これぞ茨城のハイ・スタンダードといえる「霧筑波」、ぜひご賞味下さい。

お取扱い銘柄⑭「来福」来福酒造株式会社

お取扱い銘柄⑭「来福」来福酒造株式会社
お取扱い銘柄⑭「来福」来福酒造株式会社

順調に連発投稿中(笑)

Lotusが日本酒に傾倒していくのに一番影響を受けたお蔵さんが「来福」を醸すこのお蔵さんです。
ラインナップが実に多彩で、使用する原料米は20種類以上、全国的にも珍しい「花酵母」を年間10種類以上も使う超変態蔵として有名でもあり、その特性を存分に活かした正統派蔵でもあります。代表作といえる純米吟醸シリーズはそれぞれの原料米の個性を活かしつつ、華やかな香りと適度な甘み、ゆっくりとキレていく銘酒揃い。近年では日本を飛び出し、ブラジルワールドカップのオフィシャルドリンクとして地球の裏側で提供されたりと世界を相手に日本酒の魅力を発信しています。

茨城県の造り手全員が尊敬しているであろう人格者、佐藤杜氏のもと6名のチームで日本酒の他、地元の特産品を使った焼酎やリキュール、最近ではワイン造りまで行い、地元の産業(=農業)の発展に貢献している超優良企業でもあります。

さて話は戻りますが、Lotusが日本酒に傾倒した理由は日本酒が「生産者との繫がりがある商品」だと気づかされたからです。一緒に吞んだり、イベントをやったり、見学したり、飲みに来てくれたり。会えば会うほどにこの人たちのお酒をたくさんの方に知って欲しいとか、一緒に茨城県の魅力アップに貢献したいとか、ただの商品だった「日本酒」が自分の子どものような気までしてくるようになったのは「来福」との出会いから。そんな縁あってLotusのオリジナルラベルもお願いしております。地元産の「亀の尾」×8月生まれの僕らしい「ひまわり酵母」で造った直汲みの生原酒です。ややキリッとした仕上がりでLotusの全部の料理に合うお酒ですのでシーンを選ばず楽しめるかなと思います。

さてそんなオリジナルラベル28BYが一昨日火曜日に瓶詰を迎えました。単体で楽しむもよし、円熟味を増した昨年のものと飲み比べるもよし。そんな飲み比べも楽しめる「来福」のラインナップは、

・純米吟醸 亀の尾オリジナル28BY
・〃  27BY
・純米吟醸 超辛口
・純米吟醸 愛山
・純米 さくら酵母

昨年300周年を迎え、更なる飛躍が楽しみな「来福」。吞めばお蔵の皆さんのあたたかな人柄が見えるんじゃないかなど思います。

お取扱い銘柄⑬「武勇」株式会社武勇

お取扱い銘柄⑬「武勇」株式会社武勇

折り返して1発目。

あの「美味しんぼ」で紹介されたこともあり、茨城県の日本酒の中で県外での知名が一番高い銘柄ではないでしょうか。ここ結城市の大半の大人は世界一有名な日本酒だと思ってるであろうこの「武勇」、実はLotusで取り扱うようになったのは約一年前とごく最近のことだったりします。

理由はその知名度ゆえ。

地元の方々にとって「武勇」があまりにも身近すぎたのです。日本酒の魅力を伝えていくとゆーテーマを持つLotusがスーパーや街中のどこでも見かける日本酒を扱うことは非常にリスキーだと考え、取扱いをしてこなかったのですが、近年の「武勇」ではそういった「一般流通酒」と「特約店流通酒」の線引きがなされ、同時にLotusでもラベルを気にかけてくれたり「普通酒」と「特定名称酒」の違いが分かるお客様も増え、もとより酒質には定評がある上、地産地消を謳うLotusが取扱わない理由がなくなり置かせていただくこととました。
その酒質について特筆すべきはその技術の高さです。造りを担当する蔵人4人はチームを組んで〇〇年(かなり長いそうな)とゆースペシャリスト集団。長く組んでるからこそのチームワークで造りたいお酒の方向性を共有し、地元米で醸すライトなものから生酛や濃醇な山廃仕込みの熟成酒、シャンパーニュのようなきめ細やかな泡の活性にごりまでバリエーション豊かな日本酒を、すべて高次元で仕上げてきます。香りが穏やかなためか、地元では辛口辛口云われてますが実は全体的に旨口ライトな酒質です。飲み飽きせず、食べ物も選ばないので家呑みにも最適かと思います。

生まれ変わった新生「武勇」。そして先のブログで紹介した「結城酒造」。対照的な二蔵ではありますが
ハイボールに席巻された結城の飲酒文化復権はこの二蔵の双肩にかかってます。

さて、今呑める「武勇」は

 
・純米吟醸「和」
・辛口純米酒 無濾過生原酒
・特別純米 ひたち錦無濾過原酒27BY
・「風花」純米活性にごり酒

の4種類。今後は特にフルボディ山廃で勝負をかけたいとのこと。これからの「地酒」が楽しみです!


お取扱い蔵⑫「結ゆい」結城酒造

お取扱い蔵⑫「結ゆい」結城酒造
お取扱い蔵⑫「結ゆい」結城酒造

本編もシリーズ⑫とゆーことでここで半分。満を持しての結城が生んだスーパースター、「結ゆい」をご紹介。
歴史ある銘柄「富久福」、特約店流通の「結ゆい」の二枚看板を掲げる同蔵は鬼怒川系の中軟水と厳選されたお米を使用する旨口蔵。
「結ゆい」は茨城県が誇る香り系酵母M310を使用し、原料米の個性を立てる華やかなタイプ、「富久福」はフレッシュでおだやかな食中酒と対極にある2つの酒質を提供しています。
この蔵を語るにあたり不可欠なのが社長の昌明さんの奥様でもあり、すべてのお酒の製造を担当する美智子杜氏です。酒造歴は5年そこそこと経験こそ多くはありませんが、持ち前のガッツとセンスでちょっとお酒を知ってる人なら気になっている杜氏として話題になるところにまでのし上がりました。その美智子杜氏を支える昌明さんとの夫婦バランスの面白さも手伝って、今では都内を中心に大ブレイク、コンテストでの大躍進はいわずもがな、専門誌などでも華々しく取り上げられています。

茨城県は水戸藩でもしられるようにとっても保守的な県民性をもっていると云われ、先述のNEXTFIVEのような情報交換が行われるようになったのはここ最近の話。風穴をあけたのはこの結城酒造であり、これからの茨城の日本酒の命運はこの蔵が担ってると云っても過言ではありません。


さて熱くなりすぎました。いつもより長くなってしまいましたが、現在の結城酒造のラインナップはこちらの8種類。

結 びぜんおまち 亀口直汲み
結 びぜんおまち 雫酒27BY
結 純米大吟醸おりがらみ生原酒
結 あかいわさんおまち亀口直汲み
結 やまだにしき亀口直汲み
結 きたしずく亀口直汲み
富久福 五百万石亀口直汲Michiko90 山田錦90 26BY

7月に行われる、結城市最大の日本酒イベント「池田酒店 地酒の会」での講演も決まり、ますます勢いにのる結城酒造から目が離せません。
ないしょですが近い将来、2度目の蔵元を囲む会も予定しております。過去のリリース商品も含めたLotusならではの会とあれば人気殺到が予想されるため、当ブログを最後まで読んでくれた方と店頭のみの先行案内となります。お申し込み、お問い合わせは店頭迄。たくさんのごお待ちしております

お取扱い銘柄⑪「姿」飯沼銘醸

お取扱い銘柄⑪「姿」飯沼銘醸

まいどまいど口を酸っぱくするほど「食事との相性」を喋っている私ではありますが、日本酒の魅力を伝えるときの1つの方法として「とりあえず呑んでもらう」とゆー力技があります。
そんな時にどんなお酒を勧めるかといえば当然、呑んだ瞬間に「うまっ!」て言わせちゃうお酒がベスト。これから紹介する「姿」はまさしくそーゆーお酒です。

なんて言ったって好みがあるでしょとゆー声が聞こえてきそうですが「姿」にはそんな心配はいりません。お米の特性を活かした甘みがキュートでジューシーで、なのにさらりときめが細かくキレ上がる、文句のつけようのない酒質。「若駒」のときにも述べたとおり甘いお酒は敬遠されがちですが、「辛口くれぃ」ってなお客様をも唸らせるのがこの「姿」の特徴です。

Lotusに通ってくれた常連さんがその酒質に惚れ込んで当時の仕事を辞めてまで蔵人になったとゆー逸話もある栃木の銘酒は、
 
・晴れすがた 純米吟醸
・ブラックインパクト 純米吟醸
・純米吟醸 雄町 袋吊瓶囲い 26BY(ラベルが擦れてて申し訳ない)

の3種類が楽しめます。
ちょっと前まではインパクトのある香りで強烈な印象を与えたお酒ですが、ここのところは派手さを抑え、より洗練された感のある「姿」。この機会にぜひ!

お取扱い銘柄⑩「若駒」若駒酒造株式会社

お取扱い銘柄⑩「若駒」若駒酒造株式会社

さて、ずいぶん間が開いてしまいましたが、10軒目は「若駒」を醸す若駒酒造さん。
高校の後輩でもある製造責任者の柏瀬幸裕氏は奈良県「風の森」で知られる油長酒造で修行後、同社での経験を生かし「低精白のプリンス」の異名をとる若手のホープ。その酒質の特徴とされるのが「甘さ」です。
日本酒と云えば辛口という先入観は未だに色濃く、甘いお酒はちょっとと敬遠されることも少なくありませんが、日本酒の原料となるお米は甘さこそその価値と云えるもの。原料を活かしたお酒造りをすれば自ずと甘みがあるお酒になります。
しかしながら料理を食べながらジュースを呑んでもおいしく感じないように、甘さというのは食中においては邪魔なものにもなり得ます。でも「若駒」のLOTUSでのポジションは食中酒。甘さを支える「酸」が心地よく、料理を包みつつキレることがその所以です。 

今呑める「若駒」は5種。  
雄町70 27BY
雄町70 28BY
五百万石80
美山錦70
あさひの夢65

先日のブラインドテイスティング会でも三位と健闘した旨酒をぜひ。

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