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2017年4月

お取扱い銘柄⑯「巌」高井株式会社

お取扱い銘柄⑯「巌」高井株式会社
お取扱い銘柄⑯「巌」高井株式会社

群馬が生んだ名物蔵元、一途で不器用な男「高井幹人」専務が醸す「巌」。

かの名門、慶應義塾大学商学部から京都大学文学部へ転学→卒業、食品系大手商社の営業マンとして活躍ののち30歳で高井に入り、酒づくりから営業、経理まですべての社業をこなす高井専務。
見るからに頑丈そうなのに、肌は白くて繊細な表情を見せる。彼の風貌は自身が醸す酒「巌」そのもの。飾り気など無縁で、素直だが奥深く呑み飽きしない佳酒、そしてもの言いや態度に迷いと屈託がない「素直な変態」。「自分には日本酒しかない」そう言い切る人を私は他に知りません。

高井専務と親交のある、今をときめくスター蔵元(秋田県)曰く、「今後注目の勉強家」。はたまた栃木のこれまたすごい蔵元にも「北関東で一番怖い存在」といわせしめる「巌」。通称「高井メモ」といわれる本人以外解読不能な酒造りのあれこれが書かれたノート(年に6冊以上になるらしい)、ここに詰まった飽くなき探究心と果てなき日本酒への愛がこのお酒には反映されています。

前述の通り、酒にもラベルにも派手さがないので決して「分かりやすい」お酒ではないことは確かです。なので私から分かりやすく簡潔に「巌」のストロングポイントを述べると、一番はやはりお酒の「強度」。濃さやアルコールの高さではありません。日本酒は開栓してから酸化にともなう劣化が起こりえます。なのに巌は「劣化しません」。
もう1つは「温度帯が広い」ことです。お燗にむくお酒はどうしても冷やだといまいちなことが多いし、逆もしかり。冷やを推奨するお酒はお燗すると香りが立ちすぎてツンとした印象になることも少なくありません。以上の2つが合うシーンといえばキャンプやアウトドア、はたまた冷蔵庫に入れずとも済むので家庭用、ボトル提供を必要としないので飲食店のグラス売りにもぴったりとかなり自由に、シーンを選ばず楽しめるお酒として随一のポテンシャルを持っています。

日本酒ブームと呼ばれて久しくなり、今や日本酒を吞むシーンを限定することはできなくなったといえます。ちょっとどーゆーシーンかなと思ったら「巌」のようなお酒を選ぶのも1つの答えでしょう。ちょっと前、日本酒はこーゆーもんだって思ってきたのは昔の話。こんなにも自由な楽しみ方もできる日本酒はニッポンの誇りです

お取扱い銘柄⑮「霧筑波」浦里酒造店

お取扱い銘柄⑮「霧筑波」浦里酒造店

茨城県の地酒を語る上で忘れちゃいけないのがこの「霧筑波」を醸す浦里酒造さん。
Lotusのラインナップでは異色とも云える真っ向勝負の日本酒らしい味わいで、お客様の中には本当に霧筑波しか吞まない方がいらっしゃるほど。生産石数こそそう多くはありませんが、茨城県内のシェアが8割以上とも云われ、日本酒通を自称する茨城県民なら皆さん避けて通れないTHE・地酒です。
蔵元の浦里浩司社長は矢沢永吉とベンツ、ラーメン、ラグビーをこよなく愛し、男の中の男といった風貌ですが、実はスイーツ大好きとゆー一面もあるギャップ萌えキャラでもあります。醸す日本酒もガツンとした無濾過生原酒のようなパワフルなものではなく、やさしさに溢れた透明感のあるきれいなタイプ。実直で繊細なお人柄が覗えます。

なお、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますがこの「浦里酒造店」、結城酒造さんから分家創業したお蔵さんですが、今日では頼れる兄貴分として本家結城酒造を含む茨城県の酒造業界を引っ張る活躍をさらています。これぞ茨城のハイ・スタンダードといえる「霧筑波」、ぜひご賞味下さい。

第12回 日本酒の会「結城酒造」

さて第12回目となりました日本酒の会。今回は春とゆーことでおなじみの「蔵元を囲む会」です。結城酒造の日本酒ばかりを20種類ほど、蔵元様の声を聞きつつLotusらしいそれに合う当日限定の料理とのマリアージュを楽しむ会とあれば人気は必至・・・ですがまだ弱冠ですが入れます。お米違いや年度違い、はたまた試験的なお酒も登場するかも?皆様のご応募、雄町しております!

5/14(日) 18:30-
(受付は30分前より)
3時間ほどを予定しています。
Lotusが紹介する結城酒造の情報はこちらから
http://www.lotus-yuki.com/blog/2017/04/post-123.php?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook
または、当ブログhttp://www.lotus-yuki.comスタッフブログ お取扱い蔵元⑫より。
会費:¥5000(酒代+料理代込)
定員:20名前後
応募資格:Lotusにご来店頂いたことのある方
応募期間:本日~5/7(最終受付、それ以降は仕入れ、仕込みの都合上100%のキャンセル料を頂戴します)
会場:オリエンタルダイニングLotus
連絡先:0296-33-1388
ご応募は店頭およびお電話にて受け付けております。

年に③度の日本酒の会。今をときめく「結城酒造」を堪能するにはこの上ない会です。皆様のご応募お待ちしております!

お取扱い銘柄⑭「来福」来福酒造株式会社

お取扱い銘柄⑭「来福」来福酒造株式会社
お取扱い銘柄⑭「来福」来福酒造株式会社

順調に連発投稿中(笑)

Lotusが日本酒に傾倒していくのに一番影響を受けたお蔵さんが「来福」を醸すこのお蔵さんです。
ラインナップが実に多彩で、使用する原料米は20種類以上、全国的にも珍しい「花酵母」を年間10種類以上も使う超変態蔵として有名でもあり、その特性を存分に活かした正統派蔵でもあります。代表作といえる純米吟醸シリーズはそれぞれの原料米の個性を活かしつつ、華やかな香りと適度な甘み、ゆっくりとキレていく銘酒揃い。近年では日本を飛び出し、ブラジルワールドカップのオフィシャルドリンクとして地球の裏側で提供されたりと世界を相手に日本酒の魅力を発信しています。

茨城県の造り手全員が尊敬しているであろう人格者、佐藤杜氏のもと6名のチームで日本酒の他、地元の特産品を使った焼酎やリキュール、最近ではワイン造りまで行い、地元の産業(=農業)の発展に貢献している超優良企業でもあります。

さて話は戻りますが、Lotusが日本酒に傾倒した理由は日本酒が「生産者との繫がりがある商品」だと気づかされたからです。一緒に吞んだり、イベントをやったり、見学したり、飲みに来てくれたり。会えば会うほどにこの人たちのお酒をたくさんの方に知って欲しいとか、一緒に茨城県の魅力アップに貢献したいとか、ただの商品だった「日本酒」が自分の子どものような気までしてくるようになったのは「来福」との出会いから。そんな縁あってLotusのオリジナルラベルもお願いしております。地元産の「亀の尾」×8月生まれの僕らしい「ひまわり酵母」で造った直汲みの生原酒です。ややキリッとした仕上がりでLotusの全部の料理に合うお酒ですのでシーンを選ばず楽しめるかなと思います。

さてそんなオリジナルラベル28BYが一昨日火曜日に瓶詰を迎えました。単体で楽しむもよし、円熟味を増した昨年のものと飲み比べるもよし。そんな飲み比べも楽しめる「来福」のラインナップは、

・純米吟醸 亀の尾オリジナル28BY
・〃  27BY
・純米吟醸 超辛口
・純米吟醸 愛山
・純米 さくら酵母

昨年300周年を迎え、更なる飛躍が楽しみな「来福」。吞めばお蔵の皆さんのあたたかな人柄が見えるんじゃないかなど思います。

お取扱い銘柄⑬「武勇」株式会社武勇

お取扱い銘柄⑬「武勇」株式会社武勇

折り返して1発目。

あの「美味しんぼ」で紹介されたこともあり、茨城県の日本酒の中で県外での知名が一番高い銘柄ではないでしょうか。ここ結城市の大半の大人は世界一有名な日本酒だと思ってるであろうこの「武勇」、実はLotusで取り扱うようになったのは約一年前とごく最近のことだったりします。

理由はその知名度ゆえ。

地元の方々にとって「武勇」があまりにも身近すぎたのです。日本酒の魅力を伝えていくとゆーテーマを持つLotusがスーパーや街中のどこでも見かける日本酒を扱うことは非常にリスキーだと考え、取扱いをしてこなかったのですが、近年の「武勇」ではそういった「一般流通酒」と「特約店流通酒」の線引きがなされ、同時にLotusでもラベルを気にかけてくれたり「普通酒」と「特定名称酒」の違いが分かるお客様も増え、もとより酒質には定評がある上、地産地消を謳うLotusが取扱わない理由がなくなり置かせていただくこととました。
その酒質について特筆すべきはその技術の高さです。造りを担当する蔵人4人はチームを組んで〇〇年(かなり長いそうな)とゆースペシャリスト集団。長く組んでるからこそのチームワークで造りたいお酒の方向性を共有し、地元米で醸すライトなものから生酛や濃醇な山廃仕込みの熟成酒、シャンパーニュのようなきめ細やかな泡の活性にごりまでバリエーション豊かな日本酒を、すべて高次元で仕上げてきます。香りが穏やかなためか、地元では辛口辛口云われてますが実は全体的に旨口ライトな酒質です。飲み飽きせず、食べ物も選ばないので家呑みにも最適かと思います。

生まれ変わった新生「武勇」。そして先のブログで紹介した「結城酒造」。対照的な二蔵ではありますが
ハイボールに席巻された結城の飲酒文化復権はこの二蔵の双肩にかかってます。

さて、今呑める「武勇」は

 
・純米吟醸「和」
・辛口純米酒 無濾過生原酒
・特別純米 ひたち錦無濾過原酒27BY
・「風花」純米活性にごり酒

の4種類。今後は特にフルボディ山廃で勝負をかけたいとのこと。これからの「地酒」が楽しみです!


お取扱い蔵⑫「結ゆい」結城酒造

お取扱い蔵⑫「結ゆい」結城酒造
お取扱い蔵⑫「結ゆい」結城酒造

本編もシリーズ⑫とゆーことでここで半分。満を持しての結城が生んだスーパースター、「結ゆい」をご紹介。
歴史ある銘柄「富久福」、特約店流通の「結ゆい」の二枚看板を掲げる同蔵は鬼怒川系の中軟水と厳選されたお米を使用する旨口蔵。
「結ゆい」は茨城県が誇る香り系酵母M310を使用し、原料米の個性を立てる華やかなタイプ、「富久福」はフレッシュでおだやかな食中酒と対極にある2つの酒質を提供しています。
この蔵を語るにあたり不可欠なのが社長の昌明さんの奥様でもあり、すべてのお酒の製造を担当する美智子杜氏です。酒造歴は5年そこそこと経験こそ多くはありませんが、持ち前のガッツとセンスでちょっとお酒を知ってる人なら気になっている杜氏として話題になるところにまでのし上がりました。その美智子杜氏を支える昌明さんとの夫婦バランスの面白さも手伝って、今では都内を中心に大ブレイク、コンテストでの大躍進はいわずもがな、専門誌などでも華々しく取り上げられています。

茨城県は水戸藩でもしられるようにとっても保守的な県民性をもっていると云われ、先述のNEXTFIVEのような情報交換が行われるようになったのはここ最近の話。風穴をあけたのはこの結城酒造であり、これからの茨城の日本酒の命運はこの蔵が担ってると云っても過言ではありません。


さて熱くなりすぎました。いつもより長くなってしまいましたが、現在の結城酒造のラインナップはこちらの8種類。

結 びぜんおまち 亀口直汲み
結 びぜんおまち 雫酒27BY
結 純米大吟醸おりがらみ生原酒
結 あかいわさんおまち亀口直汲み
結 やまだにしき亀口直汲み
結 きたしずく亀口直汲み
富久福 五百万石亀口直汲Michiko90 山田錦90 26BY

7月に行われる、結城市最大の日本酒イベント「池田酒店 地酒の会」での講演も決まり、ますます勢いにのる結城酒造から目が離せません。
ないしょですが近い将来、2度目の蔵元を囲む会も予定しております。過去のリリース商品も含めたLotusならではの会とあれば人気殺到が予想されるため、当ブログを最後まで読んでくれた方と店頭のみの先行案内となります。お申し込み、お問い合わせは店頭迄。たくさんのごお待ちしております

お取扱い銘柄⑪「姿」飯沼銘醸

お取扱い銘柄⑪「姿」飯沼銘醸

まいどまいど口を酸っぱくするほど「食事との相性」を喋っている私ではありますが、日本酒の魅力を伝えるときの1つの方法として「とりあえず呑んでもらう」とゆー力技があります。
そんな時にどんなお酒を勧めるかといえば当然、呑んだ瞬間に「うまっ!」て言わせちゃうお酒がベスト。これから紹介する「姿」はまさしくそーゆーお酒です。

なんて言ったって好みがあるでしょとゆー声が聞こえてきそうですが「姿」にはそんな心配はいりません。お米の特性を活かした甘みがキュートでジューシーで、なのにさらりときめが細かくキレ上がる、文句のつけようのない酒質。「若駒」のときにも述べたとおり甘いお酒は敬遠されがちですが、「辛口くれぃ」ってなお客様をも唸らせるのがこの「姿」の特徴です。

Lotusに通ってくれた常連さんがその酒質に惚れ込んで当時の仕事を辞めてまで蔵人になったとゆー逸話もある栃木の銘酒は、
 
・晴れすがた 純米吟醸
・ブラックインパクト 純米吟醸
・純米吟醸 雄町 袋吊瓶囲い 26BY(ラベルが擦れてて申し訳ない)

の3種類が楽しめます。
ちょっと前まではインパクトのある香りで強烈な印象を与えたお酒ですが、ここのところは派手さを抑え、より洗練された感のある「姿」。この機会にぜひ!

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